ホテル情報


私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。


トルコのホテル


2004年当時 1YTL(新トルコ・リラ) = 73円 / 1EURO = 139円 / 1US$ = 105円
実際の滞在時(2004年末)のレートは 1,000,000TL = 1ミリオン = 73円 でしたが、
難解なので、六桁のデノミ施行後(2005年以降)の新通貨単位で計算しました。

  • レフコーシャ
     [ 北キプロス・トルコ共和国 ]
  • ギルネ
     [ 北キプロス・トルコ共和国 ]
  • アンタルヤ
  • マルマリス
  • ディヤルバクル
    Diyarbakir

    HOTEL VAN PALACE

    [ 住所 ] Inonu Cad, Kervansaray Hotel 2 Yeni, Diyarbair
    [ TEL ] 0212-221-1228
    トルコ語表記をアルファベットで表したので、正確な住所じゃございません。
    [ シングル/ツイン ] 4.5YTL(329円)/1人
    [ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ。トイレは和式で古い。 シャワーはガス給湯、浴びる前に点火してもらう。 清潔とは言えないが、お湯はたっぷり出る
    [ 空調 ] なし!夏場はかなり暑いらしい。
    [ インターネット ] 近所にネットカフェあり(1YTL/時間)、日本語入力可。 場所は情報ノート参照。
    [ テレビ ] 中庭のくつろぎスペースにあり。
    [ その他 ] 町の中心に近く立地良し。広い中庭あり。オーナーのラマザン爺さんは英語ちょっぴり。外国人宿泊客は少ない。情報ノートあり。
    四人部屋の室内 
    「地球の歩き方」に紹介されていた安宿。部屋は殺風景だが、とにかく安さが自慢! ツインで約600円という価格、シリアから入国したばかりの私達には高く感じられたのだが、 結果的にトルコ最安!めちゃ良心的な価格設定だった。
    私達はツインの料金で広々とした四人部屋を使わせてもらったのだが、おかげで前日までの四人旅の思い出が脳裏をよぎり、センチメンタルな気分に陥った。
    オーナーのラマザン爺さん(と言ってもまだ50代)はとても優しく「日本人大歓迎」とのこと。 最終日には私の重い荷物を抱え、わざわざドルムシュ乗り場まで見送ってくれた。

    スィワス
    Sivas

    OTEL TUGBA

    アタテュルク通りとケマルギュルセル通りのT字路近く、HOTEL ERGIN隣。
    [ ツイン ] 15YTL(1,095円) トルプルを二人使用の場合、交渉後の価格。
    [ バストイレ ] 室内にシャワー付、トイレは共同。 お湯は太陽熱式で午後〜夕方なら暖かいのが出る。排水が悪い。
    [ 空調 ] セントラルヒーティング。
    [ インターネット ] 近所にネットカフェあり、0.65YTL/時間と安い!ただし日本語入力は不可。自前PCのLAN接続可。
    [ テレビ ] フロントの共有スペースにあり。
    [ ランドリー ] 各室のベランダに干せる。
    [ その他 ] 室内に飲料水(=水道水)とコップあり。バスタオル付。
    トリプルの室内 
    安宿密集地帯を探索中に発見した清潔な安ホテル。ツインの言い値が20YTL、軽く値切って15YTL(1,100円)。 エジプト方面から来るとどうにも高く感じるが、トルコではこれが最安レベルのようだ。先が思いやられるぜ。
    標高の高いスィワスの夜は寒く、私達は自室の広いベランダで、自前のアウトドア用コンロを使って自炊三昧。毎朝毎夜、温かい料理を作って食べた。 チェックアウト直前にもなると、シンプルだった室内は生活臭たっぷりの様相と化していた。

    アマスヤ
    Amasya

    OTEL APAYDIN

    [ 住所 ] Ataturk Cad 5, Amasya
    [ TEL ] 0358-218-11-84
    [ シングル ] 9YTL(657円) [ ツイン ] 16YTL(1,168円)
    [ トリプル ] 21YTL(1,533円)
    [ バストイレ ] 共同シャワー/トイレは非常に清潔!シャワーは温度調節が難しいが、熱い湯がたっぷり出る。
    [ 空調 ] セントラルヒーティング。
    [ インターネット ] アタテュルク広場付近にネットカフェがあったが、日本語は不可だった。
    [ テレビ ] 室内にあり。
    [ ランドリー ] 屋上に物干しスペースあり。ただし扉に注意!オートロックで建物の内側からしか開かないので、締め出されないよう気をつけましょう。
    [ その他 ] バスタオル、石鹸付。英語はほとんど通じない。周辺に商店多数、好立地。
    ツインの室内 
     親切な従業員の皆さん
    「トルコで一番美しい町だ」との噂を聞き、地図も情報もないまま乗り込んだアマスヤ。 ツーリストインフォメーションで聞きゃ安宿なんかすぐ見つかると思ったのだが、甘かった。 とにかく街中を歩き回って手当たり次第にホテルに突撃し、その度に言い値で撃沈され、 仕方がないからその中で一番安かったところに泊まろうと戻ってみると、「さっき満室になっちゃったよ」ですって!オーマイガー!! それで泣きベソ状態になってたら、その「満室」ホテルのスタッフが見るに見かねて、近所の他の安宿をこっそり紹介してくれたのだった。
    そうしてたどり着いたこのお手頃ホテルは、部屋こそコンパクトだが、欲しい物(机とかホットシャワーとか清潔なトイレとか)は全て揃い、風通しも良好、 従業員もみんな働き者の親切さんで、これは住める!ってくらいの居心地だった。 もうちょっと安くてキッチンがあれば満点なのになあ。
    アマスヤは本当に美しい町なので、是非立ち寄って、この宿に泊まって下さい。

    スィノップ
    Sinop

    OTEL GUL PALAS

    [ 住所 ] Cumhuriyet Cad 13, Sinop
    オトガルを出て左に徒歩1分、右側。
    [ ツイン ]  13YTL(949円) 交渉後の価格。
    [ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ。トイレは和式でまあまあ清潔。シャワーはガス給湯式で熱々、湯量も問題なし。
    [ 空調 ] 空調はないが、各ベッドに強力な電熱毛布付。
    [ インターネット ] ネットカフェは見かけなかった。
    [ ランドリー ] なんと洗濯機フリー!しつこい汚れを洗い落とそう。家族の物干し場を使わせてもらえる。
    [ その他 ] レセプション奥にロカンタを併設。バスタオル付。オトガルまで徒歩1分の好立地。
    ツインの室内 
    オトガル(バスターミナル)の目の前にある便利な宿。他のホテルも調べたが、ここが一番安かった。 ただ「そこまでするか!」というくらい狭い部屋もあるので、事前の部屋チェックは重要。
    オーナーのオヤジさんは優しいのか怪しいのか微妙なライン。 最初はめちゃ狭いツインの部屋(約三畳にベッドがふたつ)で20YTLって言ったのに、 立ち去ろうとすると勝手にどんどん値下がりし、結果的には13YTLで広い方の部屋(↑これでも広い方なの!)に泊まることができた。
    オヤジよ。初めから正々堂々ラストプライスで勝負してこい。

    サフランボル
    Safranbolu

    BASTONCU PENSIYON

    カイマカムラルエヴィの隣。
    [ TEL ] 0535-642-12-75
    [ ドミ/ツイン ] 15YTL(1,095円)/1人 朝食付。
    [ バストイレ ] (私達の泊まった部屋は)シャワー付、トイレは共同。 お湯は微妙なぬるま湯。冬場の入浴は無理か?暖まりたい時は町の中心にある公衆ハンマームに行こう。
    [ 空調 ] セントラルヒーティング。
    [ インターネット ] 居間にネットコーナーあり(1YTL/時間)、日本語可。
    [ テレビ ] 居間にあり。衛星放送でたまにNHKも観れる。
    [ ランドリー ] バルコニーに干せる。ランドリーサービスもある。
    [ その他 ] 日本名「杖屋さんのペンション」。その名の如く、本業で杖の製造と販売をしている。朝食付。夕食は別料金(5YTL)で注文できる。旨い。 建物内は全館禁煙!庭のポーチで吸えるけど・・・・寒い。 愛犬ダルメシアンによる町内ガイド無料!情報(感想)ノートあり。
    トリプルの室内 
     パパとママと隣んちの子
    日本人旅行者に大人気!古いトルコ式民家を改装した家族経営のペンション。
    サフランボルは、その古く美しい町並み自体が世界遺産に登録されており、それぞれが暮らす民家の現状保存も住民達の大切な仕事。 宿泊費が他の町に比べて割高なのは、築何百年の建物を保全するのに多額の補修費がかかるためだそうだ。
    ここの家族(特にママ)は相当な日本贔屓で、全員が多少なりとも日本語を話す。 ママの作るディナーは、本人は「おいしくない!」と否定するが、家庭的で絶品。 また、看板娘のヤスミンちゃんは「宮沢りえにそっくり」と評判で(本当にけっこう似てる)、これまで多くの日本人男性を魅了してきたようですが、 残念ながら数年前に結婚され現在は人妻ですので、くれぐれも変な気は起こさぬように。
    特筆すべきは愛犬(ダルメシアン)のコント君! 日本人にのみ無料で町の案内をしてくれる(散歩させられてるだけとの説もある)。 私達の滞在時は日本人が三名と韓国人が三名いたが、日本人にべったりで韓国人には見向きもしていなかった。 どうやって国籍を見分けてるんだろう。やっぱり醤油のニオイだろうか。

    イスタンブール
    Istanbul

    TREE OF LIFE

    トラム・チェンベルリタシュ駅すぐそば。
    [ ドミ ] 5US$(525円)/1人 男女別ドミトリーのみ。個室はない。
    [ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ、男女別。シャワーは一人ずつしか浴びれないので注意。お湯は出る。 清潔度はその時々の管理人次第らしい。
    [ 空調 ] エアコン。
    [ インターネット ] ネットコーナーあり(1.75YTL/時間)、もちろん日本語可。
    [ テレビ ] なし。
    [ ランドリー ] 室内での物干し禁止!地下に物干し場があるが、風通しも日当たりも最悪。99%の確率で生乾き臭くなる。
    [ その他 ] 宿泊客はほぼ全員が日本人。調理器具や食器も充実の共同キッチン&冷蔵庫あり。 マンガ、日本語書籍多数。内容の濃い情報ノートあり。同経営のお土産物屋で、チャイ無料サービスあり。
    独自の「管理人システム」で運営されており、バイトの長期滞在者がフロントや客の世話係を兼ねている。 宿内の清潔度や雰囲気の良し悪しは、その時の管理人の性格によるところが大きい。
    サイト内リンク  TREE OF LIFEの情報ノート
    女子ドミトリー 
    泣く子も黙る、イスタンブールの超日本人宿。通称「ツリー」。 オープンしてほんの数年だが、日本人でこの宿を知らないパッカーはいないくらい有名。 私達も、これだけ有名だから泊まっとこうっていうミーハー心と、ここに来れば誰か知ってる人に逢えるんじゃないかと期待もあってやって来たが、 残念ながら再会もなく、日本への一時帰国が急遽決まったこともあり、たった一泊でサヨウナラしたのだった。
    いやね、この宿って男女別のドミトリーしかないんですよ。 なので、ほとんどの日用品を共有し、それぞれのバックパックに分納してる私達にとっては、 互いの部屋を訪ねては「ちょっと充電器取って〜」「洗剤持って来て〜」とやるのがいささか面倒で、実際あまりくつろげませんでした。 設備は充実してるのですが、カップルには不便な宿です。

    KONYA PENSION

    [ TEL ] 0212-517-1626
    [ ドミ ] 9YTL(657円) [ シングル ] 15YTL(1,095円)
    [ ダブル/ツイン ] 15EURO(2,085円) 個室宿泊者のみ朝食付。
    [ バストイレ ] 旧館は共同トイレ/シャワー。新館は室内にシャワー/トイレ付。 シャワーは湯量ちょぼちょぼ。
    [ 空調 ] 旧館は一階に強力な薪ストーブあり、建物全体がほんのり暖かい。
    [ インターネット ] 地下にネットコーナーあり(2TL/時間)、日本語可。
    [ テレビ ] なし。
    [ ランドリー ] なにがなんでも洗濯禁止!見つかると怒られるってさ。ランドリーサービス(3YTL/kg)を利用してください。
    [ その他 ] キッチン使用禁止!洗濯禁止!室内禁煙!と、なにかと禁止事項が多い宿。 喫煙は裏庭のプレハブ(共有スペース)で。
    マンガや書籍、各国ガイドブックなどは充実しているが、スタッフにいちいち書庫の鍵を開けてもらい、貸出記録帳に記入が必要。返却も同様・・・・と、かなり面倒なので読む気が失せる。
    娘のエリフちゃんは英語と日本語可。いろいろな評判があるけど、いい娘でした。
    ツインの室内 
    「ツリー」が新たな旋風を巻き起こすまで、日本人旅行者を欲しいがままにしてきた、イスタンブールの往年の日本人宿。通称「コンヤ」。 現在は「脱日本人宿運動中」との噂も流れるくらい欧米のゲストを積極的に受け入れ、キッチン使用禁止、本の貸出も規制をするなど、沈没日本丸の排除に余念ない。
    それでもなお根強いコンヤ派は多く、宿泊客の半数以上が日本人。 私達は一時帰国から戻ったばかりで金銭感覚が日本モードだったこともあり、一泊15EUROもの大金をへのへっちゃらで支払ってダブルに泊まったが、 共有スペースは寒いし、シャワーちょぼちょぼだし、あれこれ禁止事項も多いしで、15EURO分の快適さは全く感じられなかった。
    それとは逆に、噂でよく聞く「日本人だけ邪険に扱う」ような態度も見受けなかった。看板娘のエリフちゃんは親切で、イスタンブールのみならずトルコ全土に詳しい。

    チャナッカレ
    Canakkale

    OTEL KALE

    港の広場(バス会社多数)の南隅、時計塔の目の前。
    [ ツイン ] 15YTL(1,095円) 交渉後の価格。
    [ バストイレ ] 共同トイレ/シャワー、トイレは和式で臭い。シャワーはガス給湯式で温度も湯量もばっちり。
    [ 空調 ] 暖房器具はなかった。
    [ インターネット ] 周辺にネットカフェがあったが日本語不可。
    [ テレビ ] なし。
    [ その他 ] 周辺にバス会社やロカンタも多く、海まで徒歩30秒。
    トリプルの室内 
    港の前の広場に近い安宿。旅行者が泊まるような雰囲気の宿でなく、あまり清潔ではなかったが、 一泊だけだし、他と比べて安かったので投宿。 いつも黄色と青の派手なマフラーをしてるフロントのお兄ちゃんは、英語は通じないが親切。 料金を気風良く値引きしてくれたうえ、広いトリプルをあてがってくれた。 共同トイレ周辺の部屋はアンモニア臭がすごいので避けた方がいい。

    エフェス(セルチュク)
    Efes

    VARDAR FAMILY HOTEL PENSION

    [ 住所 ] Ataturk Mah, Sahabettin Dede Cad 7, Selck
    [ シングル/ツイン ] 4US$(420円)/1人
    [ バストイレ ] シャワー/トイレは室内にあり非常に清潔。 シャワーはソーラー式で、天気の良い日ならお湯が出る。
    [ 空調 ] エアコンは追加料金。
    [ インターネット ] 周辺にネットカフェはあるが高い(3YTL/時間)。
    [ テレビ ] なし。
    [ ランドリー ] 各室のベランダに物干し場完備。
    [ その他 ] オトガル至近、鉄道駅までも徒歩5分の好立地。朝食(2US$)、夕食(4US$)、夕食はなかなか。 キッチンは頼めば使わせてもらえるが、 家族と共用なのでちょっと肩身が狭い。 レセプ前の共有スペースは禁煙。情報(感想)ノートあり、内容は薄い。家族経営なのでひとり旅の女の子も安心して泊まれる。
    ツインの室内 
     働き者のおばあちゃん
    エフェスで人気の宿。働き者のおばあちゃんが切り盛りしている。 隣の「DREAM PENSION」と熾烈な客奪いあい合戦を繰り広げてきたそうだが、 最近は「VARDAR」の圧勝ムード。 その原因とも言えるDREAMの悪評を私達もどこかの情報ノートで読んでいたため、迷いもなくこちらに直行したのだが、結果的にちょっとだけ後悔することになった。
    そりゃVARDARも素晴らしく清潔で快適で、設備の割に安いし、おばあちゃんのモンペ姿も可愛いし、 ベトナムぶりに「8US$でい〜〜〜んですかッ!」と叫んだのも事実だが、 たまたま知り合いが泊まってたこともあって見学に行ったお隣・DREAMは、高設備の共同キッチンあり、まったりスペースも広く(喫煙可)、インターネットも完備。 VARDARより少々高くダブルだと10US$するが、「日本人はネット無料サービス」と言われたら(エフェスのネットカフェは一時間で2US$以上する)、 自炊派&愛煙家&ネット大好きな私達の軍配はDREAMに上がっちゃうんだなあ。
    ちなみにDREAMの悪評とは、オーナーの息子の横暴な態度&セクハラに関するものだが、 手描きのセルチュク観光マップを無料で配布するなど、なかなか親切な男で、少なくとも横暴な印象は受けなかった。 でもセクハラは好きそう、なんとなく。

    パムッカレ
    Pamukkale

    MUSTAFA PENSION

    パムッカレの南門(デニズリ行の市バス停)のすぐ近く。
    小さな小さな町なので、探す暇もなく見つかります。
    [ ツイン ] 10US$(1,050円) 交渉次第で安くなるかも。
    [ バストイレ ] シャワー/トイレは室内にあり、清潔だが、 お湯の勢いがないちょぼちょぼシャワー。
    [ 空調 ] エアコンは追加料金。
    [ インターネット ] ここの並びに日本人経営のネットカフェがあるが、ウイルス汚染されてて使用できず。
    [ テレビ ] 一階のレストラン 兼 居間にある。
    [ その他 ] 朝食(値段不明)、夕食(5US$)は別途注文可。宿とは無関係だが、隣にある小さなバス会社は悪徳! バスチケットはデニズリのオトガルで購入するべし。
    ツインの室内 
    パムッカレの宿はどこも「安く泊めて食事で稼ぐ」のがモットーらしく、 清潔でレベルの高い部屋に控えめなお値段で宿泊できる。 が、そんなわけなのでキッチンのあるホテルは少なくて(あるのか?)、 宿で食事するか、旅行者価格のバカ高いレストランで腹を満たさなきゃいけなくなる。
    ここの宿には情報ノートがありそうだと睨んでやって来たのだが、 残念なことに「一昨日まで泊まってた日本人女性に持ち去られた」とのオーナー談。 夕食は豪華っちゃ豪華だけど、5US$はさすがに高いと思った。

    カッパドキア
    Cappadokya

    SHOE STRING CAVE PANSION

    [ TEL ] 0384-271-2450
    [ ドミ ] 5.4YTL(394円) [ ツイン ] 13.5YTL(986円)
    10%割引(チラシ持参)価格。
    [ バストイレ ] 共同トイレ/シャワーはそこそこ清潔。シャワーのお湯はがんがん出る。 室内にシャワー/トイレ付の部屋もある。
    [ 空調 ] セントラルヒーティング。洞窟部屋は夏はひんやり涼しいそうだ。
    [ インターネット ] 宿内にネットコーナーがあるが、私達の滞在時は故障してた。 オトガル近くにネットカフェあり(3YTL/時間)、超スロー。
    [ ランドリー ] 物干し場あり。ランドリーサービスもある。
    [ その他 ] チラシを持参すると宿泊費10%割引。全ての客室はロマンチックな洞窟部屋。 早朝のチェックインも歓迎、チェックアウトは朝9時。 事前のTELでオトガルからの無料ピックアップも可。バスチケットやカッパドキア一日ツアー手配可。朝食注文可、メニューも豊富で旨い(3YTL〜)。 共同キッチンはない。
    ツインの室内 
     中庭も雰囲気良し
    カッパドキアで欧米人に超人気のゲストハウス。 シリアですれ違った旅人にこのホテルを薦められていたこともあり、一緒のバスで到着したオージー野郎共に引き摺られるがままチェックイン。
    客室は全て洞窟ルームでカッパドキドキ度は満点。暖房完備で夜も暖かい。 スタッフの中には日本でケバブ屋やってた人もいて(日本語×)、親切に接してくれた。
    現地の人が「欧米人はバカみたいに全員SHOE STRINGに行くんだぜ」と言ってたが、 オフシーズンでどこのゲストハウスも閑古鳥が鳴くなか、確かにここだけ、いつも客でごった返してた。

    レフコーシャ(ニコシア)
    Lefkosa

    AKSARAY PENSIYON

    旧市街、セリミエジャミィの近く。
    [ ツイン ] 30YTL(2,190円)
    [ バストイレ ] シャワーは室内にあり。トイレのみ共同。 シャワーは電気給湯式。暖かい湯が出るが、二人連続で浴びると最後の方は水になる。
    [ 空調 ] なし。
    [ インターネット ] アタテュルク広場の東側の路地にネットカフェあり。LAN接続可。
    [ テレビ ] なし。
    [ ランドリー ] 中庭に物干し場あり。
    [ その他 ] 広い中庭あり、キッチンは使用できない。 オーナーのオヤジさんは英語可。
    ダブルの室内 
    ガズィマウサとレフコーシャの街をぐるぐる歩き回って探した結果、北キプロスの宿の傾向がおぼろげながら見えてきた。
    一、安い宿泊施設の数が不足しているようだ。
    二、価格協定のようなものがあるようだ(底値が決まっている)。
    まず、オフシーズン中にも関わらず、空室のある安ホテルが絶対的に少ない。 私達は午後の早い時間にレフコーシャに到着したが、その時点でかなりの宿が満室。 さらに、ボロくて安そうなホテルばかり選んで突撃しても、ツインの言い値が30YTL(約2,200円)を下回ることはなく、値引き交渉も一切できない。 エジプトやシリアの宿代を思い出すとくらくらきちゃうが、仕方ない。
    「地球の歩き方(2004〜05年版)」の北キプロスの項には、安いホテル情報が一軒も記載されていないそうだが、 レフコーシャなら、ギルネ門を旧市街に入ってすぐ左側の「ALTIN PENSION」や、 セリミエジャミィの周辺に数軒、最低価格(30YTL)を提示してきた安宿があった。

    ギルネ
    Girne

    KANGURU PENSIYON HOTEL

    [ 住所 ] Canbolat Sonak 25, Girne
    ドルムシュの乗り入れる広場(町の中心)から西に30mほど歩き、 最初の十字路を北(海方面)に右折して直進1分、左側。
    [ ツイン ] 40YTL(2,920円)
    [ バストイレ ] シャワー/トイレは室内にあり。シャワーはソーラー式。 客数が多いので、夕方頃までに浴びないと湯が出なくなる。
    [ 空調 ] なし。
    [ インターネット ] 海岸沿いのスーパー隣ににネット屋あり。 オフシーズンのため、ここ以外のネットカフェは全て休業中だった。
    [ テレビ ] なし。
    [ ランドリー ] 各室のベランダに干せる。
    [ その他 ] カンガルーの看板が目印。 フロントのおじさんは親切、英語は通じない。海が見える部屋もあるので要チェック。
    ツインの室内 
    ギルネ港からトルコへ向かうフェリーに乗ろうと、早朝にレフコーシャを出発したが、 折からの低気圧で波が高く、その日のフェリーは全運休。キプロス島に足止めを喰らう。
    レフコーシャへ戻ろうにも交通費も馬鹿にならないし(ふたりで10YTLかかる)、どうせならギルネに泊まろうと周辺の安宿を探索したのだが、なんせ高い。 ツインの底値は40YTL(2,900円)、例の価格協定のためかビタ一文負からない。 それ以前の問題として、やはり部屋がない。ギルネの宿不足はレフコーシャより重症で、 午前中にも関わらずどこもかしこも「満室!」のオンパレードなのだ。 足が棒になりかけた頃、ようやく、たった今客が出たばかりの空きたてホヤホヤを確保でき、掃除が終わるのも待たずにチェックインしたのだった。
    ベランダからは海がちらっと見え、開放的で居心地の良い部屋だったが、3,000円も払って熱いシャワーを浴びれなかったのは痛い。

    アンタルヤ
    Antalya

    LAZER PENSIYON

    [ 住所 ] Kaleici Kilincarslan Mahallesi Hesapci Sonak 61, Antalya
    [ TEL ] 0242-242-7194
    トルコ語表記をアルファベットで表したので、正確な住所じゃございません。
    ハドリアヌス門から旧市街に入って直進10分、左側。
    [ ドミ ] 6YTL(438円) [ ツイン ] 15YTL(1,095円)
    [ バストイレ ] 個室は室内にシャワー/トイレ付、清潔。 室内のシャワーはソーラー式でお湯はかなり弱い&ぬるいが、頼めば共同シャワーに薪で湯を沸かしてもらえる。
    [ 空調 ] 暖房器具はなかった。二階のリビングは暖かい。
    [ インターネット ] ハドリアヌス門近くにネットカフェがあり、日本語可。
    [ テレビ ] 二階のリビングにあり。
    [ ランドリー ] 二階テラスに物干し場あり、日当たり良好。
    [ その他 ] 宿泊客専用のキッチン&冷蔵庫あり。分厚い情報ノート、各国書籍、雑誌など少々あり。手描きの周辺地図(なかなか使える)を無料配布。
    一階にカフェバーを併設しているので、飲み物の持ち込みには気を使って下さい。
    ツインの室内 
    多くの旅仲間から「トルコで最も居心地の良い宿」だと聞いていて、すごく楽しみにやってきた、アンタルヤの日本人御用達ゲストハウス。 オフシーズンのため私達以外には宿泊客もほとんどおらず、閑散としてはいたが、屋外のテラスは広く開放的で、共同キッチンも充実していた。
    この宿の名物オーナー一家(奥様が日本人)は私達の滞在中ずっと不在だったが、 代理で宿の切り盛りをしていたヘルパーのゆうこさんがあれこれ気遣ってくれた。
    この辺りでオフシーズンに営業してるの宿は少なく、その中でもダントツに安いとのこと。 私達も持っていたガイドブックには「給湯システムが弱い」と評価されていたが、薪で湯を沸かしてもらって熱いシャワーを浴びることができた。 ただ、ツインの部屋は狭くて、冬場の夜はかなり寒い。

    マルマリス
    Marmaris

    INTER YOUTH HOSTEL

    [ 住所 ] Tepe Mah 42, Sok 45, Marmaris
    大型スーパー「タンサシュ」の前のアーケードを入って直進、右側。
    [ ドミ/ツイン ] 10YTL(730円)/1人 オフシーズン価格かも。
    [ バストイレ ] 共同シャワー/トイレは非常に清潔。シャワーの給湯はソーラー式で、天気の悪い日はかなりぬるい。
    [ 空調 ] なし。
    [ インターネット ] ユースホステル内にもネットコーナーがあるが、「超スローだから勧められない」とのスタッフ談。近所にネットカフェ数軒あり。
    [ テレビ ] フロント前の共有スペースにあり。
    [ その他 ] 英文ガイドブックや書籍あり(日本の文庫も少々)。シーズン中はキッチンも使用できるとのこと。ユースホステルの会員申し込みは不可。 海まで徒歩1分、大型スーパーまで徒歩2分。
    ダブルの室内  
    アンタルヤからの夜行バスが予想外に早く到着してしまい、早起きのじい様連中に混ざって路肩のチャイ屋で時間を潰して、陽が昇ってから宿探しを開始。 町にあるホテルの大半で管理人を叩き起こして歩いたが、どこも高くて、なかなか宿が決まらなかった。 ここのユースのお兄ちゃんはすごい寝坊助で、ノックしても叫んでも起きてくれなかったが、 三度目の目覚まし隊突撃(午前9時)でやっとこ起床してくれて、私達もようやくチェックインできたのだった。
    オフシーズン中は経費節減のためかキッチンも使えず、シャワーもぬるかったが、どこも清潔に掃除されていて、ユースの名に恥じない宿でした。