私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。
ロードスシティ(ロードス島)
Rodos city
MIKE'S AND MAMA'S PENSION
[ 住所 ] 28, Menecleous Str, Old town, Rhodes
[ TEL ] 22410-25359
[ ドミ ] 10EURO(1,360円)/1人 [ ダブル ] 20EURO(2,720円)
[ バストイレ ] 共同シャワーとトイレが各階にある。清潔!
シャワーは基本的にはソーラー式だが、 マイクに頼むと熱い湯を沸かしてくれる。
[ 空調 ] 電熱ヒーター。
[ インターネット ] マクドナルド近くにネット屋あり(2.4EURO/時間)。 WinXPだが日本語不可、自前PCのLAN接続可。
[ テレビ ] (私達の泊まった部屋は)室内にあり、CNN観れる。
[ ランドリー ] 屋上に物干しスペースあり。
[ その他 ] キッチン使用可、プライベートキッチン付の部屋もある! 食器、調理器具なども完備。冷蔵庫あり。 オンシーズンは屋外にタベルナ(食堂)を併設。
住み込みアルバイトを常時募集しているそうです。
ダブルの室内
充実のプライベートキッチン
港に来ていた胡散臭い客引き(=マイク)に気乗りしないまま連れられて来て、部屋を見るなり交渉もせず即決チェックイン。
だって部屋にキッチンついてんだもん!超広いし!もうびっくり!
オーナーのマイクは大のギャンブル好きで、いつも貧乏、気ままなその日暮らし男。 おしゃべりで、少しおせっかいで、お客に嫌われちゃうことも多々ありそうなタイプだが、とにかく熱いハートの持ち主で、
タダで食事をさせてくれたり、港へ送迎してくれたり、クリスマスには自慢のギターやサズで自作の美しい曲を奏でて聞かせてくれた。 また、この宿を快適に保つことへの執念は相当なもので、
客なんか私達しかいないってのに、毎日ひとりで全部屋を掃除していた。
キッチン付のラブリーな部屋はもちろん、私達(特に旦那)はマイクの人柄に惚れ、冬場はフェリーの便数が激減するギリシアの島で、 クレタ島行きの貴重なフェリーを二便も見送ってまで、のんびり滞在を楽しんだのだった。
隣のカフェバーの音楽が夜中までうるさいのは少々難だが、 静か過ぎるオフシーズンのロードス島ではちょうど良い賑わいに感じた。良い宿でした。
イラクリオン(クレタ島)
Iraklion
YOUTH HOSTEL
[ 住所 ] 5, Vironos Str, Iraklion
[ ドミ ] 10EURO(1,360円)/1人 [ ツイン ] 23EURO(3,128円)
ドミは男女別。ツイン料金払えばドミトリーを一室独占使用できる。
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワーは不潔。トイレは洋式、しかし全て便座ナシ!空気椅子状態でふんばろう。
シャワーは24時間ホットなお湯が出るが、風もないのに扉が小刻みにカタカタいって、とても怖い。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] 町の中心(ライオン噴水付近)にネットカフェ数軒あり、 しかし日本語使用は不可。
[ テレビ ] 一階のタベルナにあると思う、多分。
[ その他 ] ホステル内に食べ物や飲み物を持ち込むな。一階にタベルナ併設、腹が減ったらそこで食え。 ユースホステルの会員登録は出来ない。門限は24時。
ツイン(ドミ)の室内
旦那にとって「この旅始まって以来の最低宿」。嫁も同意見で、初の満足度ゼロ!
第一に、汚い。ユースホステル協会の看板を掲げてるくせに、全く掃除されていない。 一泊200円の安宿ならまだしも、3,000円以上もぶんどられて不潔じゃ許せん。
第二に「ホステル内に食べ物や飲み物を一切持ち込むな」という注意書き。 一階で経営するタベルナ(食堂)を小銭を稼ごうという魂胆だろうが、じゃあなにかい、ここの建物じゃ茶も飲むなってかい。この悪代官め。
そして最大のポイントは、気味が悪い。この宿には別世界のなにかが生息しています。 ここにいる間、私は異常な肩凝り、旦那は原因不明の体調不良に見舞われ、なんかね、見ちゃいけないものまで見えちゃったような、見てないような。
タイミングの悪いことに、サントリーニ島行きのフェリーが年末年始で大幅減便され、他のホテルを探すも、ことごとくオフシーズン休業中。 私達はこの不愉快なユースで三日間も船待ちせねばならず、重い鬱状態に陥った。
フィラ(サントリーニ島)
Fira
VILLA FIROSTEFANI
フィラの中心にあるテオトコプールー広場より25 Martiou通りを北へ徒歩10分ちょい、坂を登りきる直前の左側。
[ TEL ] 22860-23320
[ ダブル/ツイン ] 20EURO(2,720円) オフシーズン、交渉後の価格。
[ バストイレ ] 室内にシャワー/トイレ付、非常に清潔。24時間お湯だばだばの夢シャワー。
[ 空調 ] なし。エアコン付の部屋もある。
[ インターネット ] 町の中心(広場)にネットカフェ数軒。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 洗濯禁止!ランドリーサービスを利用すること。
[ その他 ] 室内に冷蔵庫あり。バスタオル、石鹸付。 フロントやレセプションの類はないので、支払い等は向かいのオーナー宅(白と灰色の家)で。
ツインの室内
待望のフェリーでクレタ島を脱出したものの、サントリーニ島への到着は夜更け。 オフシーズンのこの時期(宿はほとんど休業中)、しかも夜。自力で宿を見つけるのは不可能に近く、最悪の場合は野宿になることも覚悟していたが、
港にはたったひとりだけ客引きの姿がっ!!もちろん、自ら捕まる♪
しかしそんな状況下、「ダブルなら30EUROだ!」と強気の値段を提示してくる客引き。 このおっちゃんに見放されたらホームレスになっちゃう弱い立場の私達も、
負けじと「高いな!それじゃ別の宿を探すぜ、アテはあるんだ」と嘘ばっかり言って、最終的に20EUROで交渉成立。 この勝負、軍配はタビフーフ山、決まり手はハッタリ。
部屋はめちゃ清潔&快適で、24時間ホットシャワーはもちろん、室内に冷蔵庫まであり! オンシーズンなら75EURO、オフシーズンでも40EUROが公定価格の豪華なヴィラで、晴れやかに2005年を迎えることができたのでした。
ミコノスタウン(ミコノス島)
Mykonos Town
VILLA SOFIA
南のバスステーションから南東の丘へ登ること5分。 場所がわかりにくいので、港で電話して迎えに来てもらうべし。
[ TEL ] 22890-22845
[ ダブル ] 25EURO(3,400円) オフシーズン、交渉後の価格。
[ バストイレ ] 室内にシャワー/トイレ付。シャワーは熱かったりぬるかったりで微妙。
[ 空調 ] エアコン。
[ インターネット ] ネットカフェは町の中心部に多数。ただし冬期はほとんど休業。
[ テレビ ] 室内にあり、CNN観れる。インドの津波のニュースをやってた。
[ ランドリー ] 各室のテラスに干せる。
[ その他 ] 室内にキッチン、冷蔵庫、食器、調理器具完備! 各プライベートテラスにはテーブルセットが置かれ、庭にはプールあり。夏期は朝食も提供しているとのこと。
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↑室内のキッチン
→ ダブルの室内 |
港のホテル案内所で聞いても、町をうろついて探しても、 安いホテルやプライベートルームはことごとくオフシーズン休業中。
最後の手段にとメモしておいたペンションの番号に、ダメモトで電話してみたところ、こちらも休業中ながら、わざわざ私達のために一部屋だけオープンしてくれた。
実はここ、
世界一周デートのサイトで「この旅ナンバーワン」と絶賛されていたホテル。
さすがに設備はばっちりで、室内にキッチンや冷蔵庫はあるわ、食器は揃ってるわ、 なんとプールまであるわで(寒くて泳げなかったけど)、リゾートホテルさながらの高級感。
オーナーの奥さんは見事な女将っぷりで、港までの無料送迎だけでなく、「2005年の最初のゲストだから」と手作りランチ(めちゃ旨!)までご馳走してくれた。
町の中心部からは少し離れているが、この価格でこのクオリティーはお買い得。 もしも暖かい季節だったら、プールの底に深く沈んでいたかもしれない。
アテネ
Athens
ATHENS INTERNATIONAL
YOUTH HOSTEL
[ 住所 ] 16, Victor Hugo Str, Athens
[ TEL ] 210-5232540
[ ドミ ] ユース会員 8.16EURO(1,110円)/1人
ユース非会員 10.66EURO(1,450円)/1人
個室もあるが値段聞かなかった。
[ バストイレ ] ドミ各室内にシャワー/トイレあり、まあ清潔。 ホットシャワーは朝6時〜深夜24時まで。
[ 空調 ] セントラルヒーティング。
[ インターネット ] 近隣にネットカフェ多数(2.5EURO/時間〜)。 すぐ近所の「MO CAFE」で自前PCのLAN接続可。
[ テレビ ] 一階の共有スペースにあり、CNNが観れる。
[ ランドリー ] ドミ各室のベランダに干せる。
[ その他 ] 客室内への食べ物や飲み物の持ち込み禁止! 共同キッチンはあるが、加熱器具は電熱ポットのみ。 お茶や加熱不要の料理(サンドイッチなど)以外、調理は一切禁止!つまりはただの流し台ですね。共同冷蔵庫、皿やカップなどは完備。
ユースホステル会員登録も可(スタンプ式)。 門限、ロックアウトはなし。
ドミトリーの室内
ツインが予約でいっぱいとのことで、久々にドミトリー泊。 が、約六畳の室内にふたつの二段ベッドを押し込まれた相部屋は、圧迫感もあり、
人数が少ない分、互いに気を遣いあって疲れてしまった。ドミって実は、ベッドがずらっと並ぶような巨大タコ部屋の方が、気楽でいいのかもな〜。
同室のふたりは、物静かで和やかなアメリカ人カップルだったが、 夜になるとふたつの巨体を小さなベッドにぎゅうぎゅう押し込み(しかも裸)、ブチュブチュ〜、チュバチュバ〜と気になって仕方のない音をたてるのは、ほんと勘弁だった。
食料は持ち込み禁止、キッチンもまともに使えないとあって、ろくにくつろげず。 とはいえ、首都のアテネにあってこの価格で営業していることは評価できると思う。
近所にあったもうひとつのユースホステル「アナベル」は潰れたようでした。
カランバカ
Kalambaka
AEOLIC STAR HOTEL
[ 住所 ] Ath Diakou 4, Kalambaka
[ TEL ] 2432-022325
タウンホール広場の北側の角。
[ ダブル ] 25EURO(3,400円) | バルコニー付 30EURO(4,080円)
[ バストイレ ] 室内にシャワー/トイレ付、清潔。 ホットシャワーは熱かったりぬるかったり不安定。
[ 空調 ] セントラルヒーティング。
[ インターネット ] ネットカフェはセントラル広場周辺に数軒。
[ テレビ ] 室内にある。ギリシアのローカル放送のみ。
[ ランドリー ] セントラルヒーティングで速乾!
[ その他 ] バスタオル付。なんと室内にヘアドライヤーあり! バスターミナルまで徒歩3分の好立地。
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←外観 ↑ダブルの室内 |
カランバカは世界遺産・メテオラの観光拠点となる町だけに、とにかくホテルが高い。 アテネから電話かけまくって下調べしたが、30EURO以下の部屋は見つからず、
「ま、どうにかなるさ」と到着した町の広場で、最初に目についた安そうなホテルがここ。 ダブルで25EUROというお値段は、カランバカではお買い得な方だと思う。
部屋は少々狭かったが、不思議と居心地の良いお宿だった。