私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。
アムステルダム
Amsterdam
アムステルダム中央駅のベンチ(野宿)
アムステルダム中央駅、2番ホームの西端。
[ ベンチ ] 無料
[ バストイレ ] 有料の公衆トイレ(0.5EURO)を使用。 シャワー?ねえよ。
[ 空調 ] あるわけない、屋外だし。
[ テレビ ] 発着列車の案内板ならある。
[ その他 ] 2番ホーム以外は就寝不可なので注意! 従業員(駅員)は態度最悪だが、めげないこと。
ホームにカフェ、キオスク、バーガーキングなどあり。
深夜まで営業し、朝はけっこう早くから開店する。
当然ですけど、交通の便は最高です。
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←朝の2番ホーム ↑深夜の14番ホーム |
4月30日、女王誕生日を祝うオランダの祭日。 オレンジ一色に染まる街を見ようと、狙い通りのこの日にアムステルダム入りしたのだが、
なんてお馬鹿な私達、祭り → 人が沢山 → 宿が混むという常識中の常識を忘れてた。
電話しても訪ねて行っても、どこも答えは「満室」。で、野宿の運びとなりました。
駅やバスターミナルのベンチで数時間の仮眠をとることはよくあるけど、朝まで行き場がない“完全な野宿”はこの旅で初めて!
最初は、すでに電気が消されて静かだった14番ホームで寝てたが、
見回りに来たこわーい駅員に「駅は寝るところじゃない!出てけ!」と怒鳴られたので、涙ながらに事情を話し、
2番ホームの隅で“朝を待つ”許可をもらった。
アムステルダムはその夜遅くまで喧騒に包まれ、私達の寝床のそばで、オレンジの服や帽子を身に着けたオランダの若者達が飲み過ぎ&吸い過ぎでゲロゲロやっていた。
THE FRYING PIG DOWNTOWN
[ セミダブルドミ ] 32.4EURO(4,439円)〜/1人もしくは2人 朝食付!
セミダブルベッド使用の画期的なドミトリー!カップルや友人同士でのシェアも可。
もちろん1人で広々と使ってもいい(1人で寝ても2人で寝ても値段は同じ)。 シングルベッド使用の普通ドミは値段忘れた。23EUROくらいだったと思う。
[ バストイレ ] 共同トイレは男女別、清潔度はそれなり。 共同シャワーは男女共用、設備が新しく清潔。
ホットシャワーのお湯は24時間、温度も勢いも問題なし。
[ 空調 ] 不明。
[ インターネット ] カフェバー内にネットコーナーあり、無料。 日本語は表示のみで入力は出来ない。連続使用は20分まで。端末は3台ある。
[ テレビ ] 食堂に巨大スクリーンのテレビあり。映像機器も揃っており、DVDなど鑑賞できる。
[ ランドリー ] すぐ近所にコインランドリーあり。洗濯は一回5EURO、乾燥は1EURO/10分。
[ その他 ] ロックアウト、門限なし。地下に共同キッチン、冷蔵庫あり。朝は自炊不可。朝食はパン、シリアル、ゆで卵、ジュース、コーヒー。
併設のカフェバーは深夜まで営業、ビールなど格安!DJブース完備で音楽がんがん。ビリヤード台あり。カフェバー内は禁マリファナ、でもみんな巻いてる。
大型ホステルにしては珍しくスタッフの愛想が良い。
ダブルベッドのドミトリー
拓の世界一周リアルタイム旅行記の拓さんに教えてもらったホステル。
「歩き方」にも載っている。ノリも設備も他に類を見ないタイプのゲストハウス。巨大ボン宿。合法的ボン宿。
一階部分を占める宿泊客専用のカフェバーは、バーというよりむしろクラブの雰囲気で、
DJが日替わりで回し、ズンズンズンドコ重低音が朝方まで響き続ける。
昼夜問わず麻の葉が燻る匂い漂い、キマっちゃってる誰かの奇声が聞こえる。まさにアムスの中のアムス!カオスな宿だ。
人によっては好き嫌いが分かれるだろうけど、
私達は、このなんとも退廃的な空気が「オランダにいるぞ」って感じで好きだった。
セミダブルのベッドを使用したドミトリーは画期的なアイデア!
カップルや友人同士でシェアすると、宿泊費がかなり割安になる。
ルーヴン
Leuven
Yご夫妻宅
個人宅なのでナイショ!
[ リビングの巨大ソファベッド+書斎 ] 無料(泊めていただいた)
[ バストイレ ] バスとトイレは別室、めちゃ清潔! 「工事中なので水圧が弱いのよ」とおっしゃってたが、
お湯はたっぷり出た。 トイレの水が青くて、なんか懐かしい感じがした。
[ 空調 ] セントラルヒーティング。
[ インターネット ] 高速ネット!常時接続!無線LAN完備! 調子に乗って長々と使わせていただいた。
[ テレビ ] リビングにあった。
[ その他 ] Y先生のお手製ディナー、美味! チコリのサラダなど真似したいレシピも多数。
大きなマンションの上階、窓からの眺望良好!ちょっと小うるさいおばちゃんが階下に住んでるので、深夜の足音などには気をつけよう。
Yご夫妻とディナー
眺めの良い書斎
ブルガリアのソフィアで日本語学校の授業を見学させて頂いた際の、クラスの受け持ちの先生で、
その後ベルギーに転居されたY先生&旦那様のお宅に、嬉しいご招待を受けた。
Yご夫妻は知識豊富なエリートカップルで、ここ10年はヨーロッパ各国を転々としながらグローバルに活躍されている。
不肖ケメ子、実のところY先生とは同世代なのだが、 閑静な住宅街にある、トレンディードラマに登場しそうなマンションの一室で、高級ワインの入ったデキャンタをくるくる回すお洒落でオトナなお二人を見てると、
自分達のみすぼらしさと子供っぽさが、なんだか恥ずかしくなってしまった。
一方のYご夫妻は、そんなことは意にも介さない様子で終始気さくに接して下さったので、
私達ももう開き直って、ここぞとばかりにバブバブ赤ちゃん状態。 食事はご馳走になるわ、ビール(ベルギー名物)ご馳走になるわ、ワインは開けちゃうわ、
ネット繋いじゃうわ、延泊までしちゃうわで、甘えたい放題させて頂いたのだった。ちょっとお世話になり過ぎました。反省してます。でもまた泊まりに行っちゃう!
ルーヴンは、首都ブリュッセルから列車で30分ほど郊外にある、静かで美しい古都。 繊細な彫刻が施された旧市庁舎などは一見の価値あり!
周辺には地ビールの工場やビアホールも多く、ビール党には特にオススメ。
個人的にはブリュッセルより断然好き。ホッと一息つける街です。