ホテル情報


私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。


セルビア・モンテネグロのホテル


2005年当時 1DIN(ノビ・ディナール) = 1.7円 / 1US$ = 105円

ボスニア・ヘルツェゴビナのホテル


2005年当時 1KM(マルカ) = 71円 / 1EURO = 139円

クロアチアのホテル


2005年当時 1Kn(クーナ) = 18.3円 / 1US$ = 106円

ベオグラード
Beograde

HOTEL ASTRIA

[ 住所 ] 1 Mllovana Milovanovica, Beograd
[ TEL ] 011-645422
ベオグラードの鉄道駅から徒歩30秒。
[ ツイン ] 2,008DIN(3,414円) 朝食付。
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワーともにばっちり清潔。 ホットシャワーは温度も湯量も問題なく出る。
[ 空調 ] セントラルヒーティング。
[ インターネット ] 室内にモジュラージャック式電話あり。ネット接続の可否は未確認。ホテルの一階にインターネットセンターあり(料金忘れた)。
[ テレビ ] なし。
[ その他 ] 室内に洗面台付。バスタオル、コップなどあり。朝食は朝6時〜10時まで、地下のレストランにて。 内容はパンとゆで卵とコーヒーのみで、かなりしょぼい。 フロントで外貨の両替可。英語も通じる。
ツインの室内 
街の規模の割に宿の選択肢が少ないベオグラード。 特に安宿の類はほとんどなく、あってもすぐに部屋が埋まってしまうという。 駅前にある数軒の安ホテルは長期滞在者に占拠され、常に満室状態。 私達はかろうじて、やはり駅前の比較的安いホテルを確保できたが、それでも3,400円! 現地の物価を考えればかなり割高な宿泊費にビビり、その日めいっぱい街を観光、翌朝にはボスニアに向けて早々に退散した。
実はベオグラードにもユースホステルがあるにはあるが、団体客しか受け付けないそうだ。
また、未確認だけど、Lomina通り42番地にあるCOMRADさんという方のお宅で、 ひとり5ユーロで泊めてもらえるそうだ。どなたかトライして情報下さい。

サラエボ
Sarajevo

ミキハウス

[ 住所 ] 21 Humska str, Sarajevo
鉄道駅からKranjcevica通りを西へ、連邦側バスターミナルの前を過ぎ、 最初の十字路を右折して線路の下をくぐって、さらに道なりに3分ほど直進。
「HOTEL PALAS」の看板より50m手前、左側の21番地の家。
[ ドミ/ツイン ] 10KM(710円) または5ユーロ/1人 
一階はP/R、二階はアパートメントタイプ。どちらに泊まっても同じ値段のようだ。
[ バストイレ ] 共同トイレは洋式、清潔度は×。 二階のシャワーは壊れているので一階のものを使用(家族と共用)。 勢いはないが湯は暖かい。
[ 空調 ] ペチカあり、ただし深夜は消される。
[ インターネット ] サラエボ旧市街付近でネットカフェを見かけた。
[ テレビ ] 室内にあり!
[ その他 ] キッチン使用可(ニ階)、食器や調理器具も完備。 大きい犬が2匹いるが、とても賢くおとなしい。
↑ミキさん夫妻
→ 二階の客室
ベオグラードからバスでサラエボに向かうと、セルビア側バスターミナルに着く。 そこからトラムに乗って鉄道駅へ。そこには、お待ちかねの客引きがひとり・・・・・。 出た、イヴァナだ!多数の日本男子に強烈な体験を提供してきたことで名を馳せる、 ユーラシア大陸ナンバーワンのボスキャラ御登場だ。 イヴァナ(現在はヤスナと名乗っている)に捕獲されたら最後、 旦那もその犠牲者のひとりになるのかと観念したが、私達が夫婦モンだと知るや否や「じゃあ友達の家を紹介するから」と、こちらのミキさん宅に連れて来られた。 どうやらイヴァナ、嫁付きの男性にはあまり興味はないようである。んー、残念!
ミキさん宅については、旅仲間からあまり芳しくない情報を聞いていたが、 実際に泊まってみると、清潔度は確かに低いが、二階の客室は広くキッチンも使えた。 他の宿泊客はトルコ人ばかりだが、日本人には個室を与えてくれるので安心!
ミキ&ブリギッダ夫妻は、英語は苦手だがとてもキュートでノーマルなので、 激しい一夜をお望みじゃない日本男子は、イヴァナを振りきってミキハウスへ避難しよう。
ちなみにイヴァナ宅は2005年3月現在、一泊10KM、電気なしのロウソク生活だそうです。

モスタル
Mostar

ハビブさん宅

[ 住所 ] N.H.Hasana, Zahirovica-Lace 27A, Moster
[ TEL ] 036-552-162
鉄道駅から西に出たところの橋の手前(川沿い)の道を左に曲がり、道なりに南下すること2分、右側の27Aの家。お隣の小さな商店が目印。
[ ツイン ] 16KM(1,136円)もしくは 8ユーロ/1人 一泊目価格。
15KM(1,065円) もしくは 7.5ユーロ/1人 二泊目の割引価格。
三泊目以降は10KM(710円)もしくは 5ユーロ/1人でいいと言われた。
[ バストイレ ] 室内にトイレ/シャワー付、清潔。 給湯は電熱タンク式で熱い湯がたっぷり出る。
[ 空調 ] ない。
[ インターネット ] クロアチア人地区側、Petra Kresimira W通りとTomislava通りの交差点近くに 町で唯一のネットカフェ(2.5KM/時間)あり。
[ テレビ ] 室内にあり。
[ ランドリー ] むやみに干すと猫のオシッコ臭くなるので注意。
[ その他 ] オーナー宅とは別玄関で、ほぼ放置プレイ。お隣さんはミニ商店で買い物に便利。川沿い=紛争時の超最前線だったため、外壁にはかなりの弾痕が残り、なかなか冷や汗もん。
トリプルの室内  
まず、ロンプラや各地の情報ノートで紹介されているオマル爺さん宅を目指したが、 一人暮らし+同性愛者なはずの元教授の傍らには、なぜか欲深そうな中年女の姿が! つい数週間前ここに滞在した旅仲間のヒデ君情報では「ひとり8ユーロっす」のはずが、中年女は頑として「10ユーロ以下はインポッシブゥ」だと言い張る。 隣では親日家の老紳士(だけどホモなの)が切ない顔をしていた。中年女に押し切られたが、本当は私達を泊めたかったのだと思う。
それにしても、数週間前まではいなかったというこの中年女、いったい何者なのか? オマル爺の身上に何が起こったというのだろう?
とまあ、そんな話は別にして、ここハビブ家は謎の中年女の親類の家とかで、 8ユーロで泊めてくれるって言うから、泊まった。 飼い猫のオシッコ臭が少々きついが、シャワーもトイレも室内にあるし(オマル宅は共同)、 パパさん(英語可)が親切でいつもコーヒーご馳走してくれた。 二泊目は割引してくれたうえ「三日目以降は5ユーロにしてやっから」とも言われたので、交渉次第でもっと安くなりそう。
モスタルは、美しい自然と街並み&激戦の跡の両方が揃っている、かなりオススメの町。 ボスニアに来たなら絶対に立ち寄りましょう。

ドブロブニク
Dubrovnik

イヴォさん宅

ブジェ門(城壁の北側)前の広場に面している。
広場の東側にある「SOBE」の看板に従い、路地を入った奥が入り口。
[ ダブル ] 160Kn(2,928円) しつこい交渉後の価格。
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ、ビデ付。とても清潔。 シャワーのお湯も問題なく出る。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] 城壁内外にネットカフェ数軒あり、 ただしバカみたいに高い(15Kn/30分〜)。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] ベランダに物干し場あり。
[ その他 ] (値切り過ぎなければ)自慢の愛車で無料送迎付。 スルジ山やボスニア方面へ貸切ツアーもできるそうだが、かなり高いので、うかうか口車に乗せられないように! 夕食は別料金(50Kn)でシーフード食わせちゃる。
ダブルの室内 
宮崎アニメ「魔女の宅急便」のモデル地だと噂されるドブロヴニクは、 観光客の集まる美しい町だけに、P/Rの相場も一人あたり100Kn前後とそこそこお高い。 私達は評判の良いユースホステル(79Kn/1人)に泊まるつもりでいたが、バスターミナルの客引きと遊び半分で交渉してみたら、 意外に安くなったので宿泊。 ここの家は旧市街の中でこそないが、城壁の北側にあるブジェ門の目の前で、観光にはもってこいの立地。客室も改装したてでキレイだし、雰囲気も良い。
が!このイヴォって男がどうにもいけ好かない。物腰は柔らかいけど、中身は守銭奴だ。 当初は無料送迎付とか言ってたくせに「君らは安く泊まってるから送らん」とか、 荷物だって「君らは安く泊まってるから預からない」とか、いちいちムカつくんだよッ。 感想ノートを読むと、他の旅行者からもかなり金を巻き上げている様子だし。
イヴォよ、値引きってのはな、サービスが同じで値段が安くなるから値引きなのである。 安くなる分サービスが悪くなるなら、それを事前に説明しなきゃお前、詐欺じゃん!
と、そんな愚痴ばかり言っててあまり気持ちの良くない滞在だったが、息子(10歳くらい)がめちゃ可愛くてナイスキャラだったのは救いだった。 彼が今後まっすぐな青年に育つことを祈るばかりだ。